亡くなったペットへの手紙の書き方|書けないときの4つのきっかけ
亡くなったペットへ手紙を書きたいのに言葉が出ない方へ。名前、ありがとう、ごめんね、覚えていることから始められる優しい書き方を紹介します。
旅立ったペットへ手紙を書こうとすると、言葉が出てこないことがあります。理由は"言いたいことがない"からではなく、"多すぎる"からです。ありがとう、ごめんね、怖くなかったかな、もう一度名前を呼びたい。
完璧な手紙でなくて大丈夫です。順番も、長さも、整っていなくていい。心の中にたまった言葉が出てこられる場所を作ることから始めます。
家で呼んでいた名前から始める
手紙らしい書き出しでなくて構いません。台所で呼んでいたあだ名、寝る前のふざけた声、いたずらしたときに呼んだ本名。その子に届くと思える呼び方なら、それが一番いいです。
最初の一行が二人の暮らしに近いほど、次の言葉もこぼれやすくなります。「大好きなモモへ」でも、「うちの小さな相棒へ」でも、「こら、もう」でも大丈夫です。
詰まったら、四つの入口を借りる
悲しみが大きいときは、白いページを見るほどしんどくなります。下の四行を一つずつ埋めてみてください。それだけでも、もう手紙です。
- ありがとう、と思っていること
- ごめんね、と言いたいこと
- 今でも覚えていること
- 本当は知っていてほしかったこと
後悔も、そのまま手紙に入れていい
手紙には、後悔がよく顔を出します。気づくのが遅かったのではないか。あの選択でよかったのか。もう一日抱きしめておけばよかったのではないか。病気、安楽死、突然の別れを経験したあとほど、答えの出ない問いが残ります。
後悔を書いてもいいです。ただ、手紙の全部にしないでください。散歩、昼寝、玄関で出迎えてくれた時間、あなたの後ろをずっとついてきていた日々と、同じ手紙の中に並べてあげてください。一度のつらい結末で、長い愛は消えません。
最後に、何度でも言える一文を置く
最後の一行は、いつの間にか小さな祈りになります。「大好きだよ。忘れないよ。これからも話しかけるね。」立派な言葉より、自分の声に近い言葉を選んでください。
お別れは一度きりでなくて大丈夫です。読んで、しまって、写真のそばに置いて、来月また続きを書く。言いたいことが残っている限り、何回でも書いていいのです。